わたるレポ

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【勉強】なぜ勉強しなければならないのか

なんで勉強しなきゃいけないの?

 

誰でも一度は抱いたことのある疑問だと思います。

大人は子供に、勉強しろと口うるさく言います。

でも、なぜ勉強しないといけないのか、ちゃんと自分の考えを説明できる人って、あんまりいないと思います。

意味もなく、意味も分からず、ただ「勉強しろ」ばっかり言う大人ってうざいですよね。こういう奴に限って、自分はロクに勉強しなかったクチなんですよね。

子供たちの疑問に真正面から答えるためにも、この意味について真剣に考えていきたいと思います。

学校の勉強の知識なんて、社会に出ても使わないじゃん

生意気な中坊が言いそうなセリフですねー(知らんけど)

「たけし」のなかで、しまぶーも「二次関数なんか社会に出ても使わねーよ!」って言ってましたね。わかる人いるかな?

 

「勉強しろ」に対するありがちな反論として、

「学校で習ってる数学や物理・化学の内容なんて、社会に出ても使わないからやる必要ないでしょ」

という類のものが考えられます。

この程度で「ぐぬぬ」「たしかに・・・」とかなってたら、大人としていけませんね。

 でもこれ、3割くらいは正しいと思います。学校で習ってる微分積分とか、化学反応式とか、物体が受ける力がどれだけとか、ぶっちゃけ大多数の社会人はそんな知識使ってません。がっつり使うのは、教師や塾講師、研究者、技術者くらいのものでしょう。しかもその人たちすら、学校で習った知識のごく一部しか使っていません。

しかし、これだけで「やる必要ない」というのは乱暴すぎます。

僕は、学校の勉強は、知識ではなく思考力と集中力を鍛えるためのものと考えています。

学校の知識は、大学受験という関門を突破するための道具に過ぎません。それさえ越えてしまえば、そのほとんどは役目を終え、全部忘れます(笑)

しかし、思考力は違います。難解な数学や物理、国語の文章を理解するためには、高度な思考力と集中力が不可欠です。大学受験という一つのゴールを目指し、勉強を積み重ねる過程で、時間をかけて思考力と集中力を養っていくのです。いわば、脳そのものを鍛える行為といえると、僕は思います。

 

この思考力と集中力は、社会人として非常に重要な能力であり(一生肉体労働だけしていくなら別ですが)、しかも一朝一夕で身に付くものではないので、学校の勉強を経てじっくり鍛えていくしかないのです。

また、社会人になったら勉強しなくていいと思っている学生もいるかもしれませんが、それは大きな間違いです。社会人になれば、研修やテストもあるし、知識がない状態でいろいろな仕事をさせられます。知識がないので、当然勉強しないと仕事になりません。そのときに、文書に対する読解力や、論理的思考力・集中力が低いと、そもそもマニュアル類を読んでも理解できないのです。マニュアルですべてのケースをカバーすることは不可能です。理屈で理解していないと、応用がきかず、結局実務では使い物にならないのです。

文書を読んでも理解できず、かといっていいトシなので誰にも聞けず(?)、我流でやって結局間違えて全員に迷惑をかける・・・というオッサンが、僕の職場に実在します。

いいトシして使い物にならない・頭の悪いオッサンというのは、ほんと悲惨ですよ。

 

就職活動において学歴フィルターは実在します

学校の勉強を頑張る意味は、これがもっとも大きいと私は考えています。

ズバリ「就活のため」。これです。

みなさんは、「学歴フィルター」という言葉をご存知でしょうか。

就活において、高学歴は強力な武器になり、逆に低学歴は、致命的な足かせになります。

 

知名度のある大企業は当然人気が高く、名前知ってる企業はとりあえず受けとくという学生も多いため、応募者がめちゃめちゃ多くなります。そうなると、低学歴は最初からお断り。説明会の予約すらさせず、エントリーシートも読まれません。

企業側からしたら、説明会に暇な低学歴が溢れかえって、高学歴の学生がはじきだされても困りますし、大量のエントリーシートにすべて目を通すのも困難です。

学歴がすべてじゃない!みたいなこと言って、自分の努力不足を棚に上げて、学歴フィルターに対して的外れな批判をする人もいます。確かに、学歴が全てではありませんし、勉強の得手不得手が仕事の能力に直結するかは疑問です。

ただ企業の立場からすれば、高学歴を採っておけば、少なくとも「論理的思考力」と「必要なときに努力できる力」の担保は取れます。低学歴は、その担保が取れないどころか、「大事なときに努力できない」「学校の勉強すらまともにできない」という証明になってしまうのです。

また採用担当としても、入社後全然使えなかったり、すぐ辞められたりした場合でも、「スペックが高かったから」と、採用の判断が妥当であったという理由の一つになります。周囲に対して納得感を与えられるわけです。

 

ただし、中小企業は、逆に高学歴がネックになって落とされることもあるようです。就活生はいくつもの会社を同時並行で受けるのが普通です。仮に中小零細が東大生に内定を出しても、その学生が他の大企業から内定をもらえば、まず来てくれないでしょう。つまり、あまりにスペックが高すぎると、「すべり止め」感が出すぎてしまうわけです。

 企業側にも採用人数の計画がありますから、内定を出して蹴られるのは困りますよね。

 

中小企業よりも大企業の方がいいとは限らない!

こういう人もいると思います。確かにその通りです。

就活の記事もまた書こうと思ってますが

僕は、入りたい企業ややりたい仕事が明確でない限り、中小企業よりも大企業に入っといた方がいいと思っています。これは確率の問題です。

中小の方が、大企業よりもブラック率は遥かに高いと思います(偏見ですが笑)

 というのも、世間に名を知られた大企業が、何かしら不祥事を起こすと、すぐに社名付きでニュースになります。お昼のワイドショーでも、小馬鹿にした感じで延々晒し物にされます。世間の大多数の人間は、大企業とは無縁なので、そういうエリート?連中を叩くことで、留飲を下げているのです。要はひがみ根性です。

一方で、誰も知らないような中小企業が不祥事したところで、大してマスコミに取り上げられないでしょう。 誰も興味ないし。

したがって、大企業は(特にBtoCだと)、その知名度ゆえに企業イメージが大事なので、あからさまに労働基準法を無視したり、パワハラしたりできないわけです。

したがって僕ら社員は、世論に守られることで、残業代も有給休暇も、ちゃんともらえるわけです。

また、もし転職する場合でも、新卒で大企業に入っておけば、中小企業からの転職よりも有利です。

 

まとめ

なぜ勉強しなきゃいけないのか・・・

長々と書いてしまいましたが、まとめると2つですかね。

  • 社会人に必要な思考力・集中力を養うため(知識そのものは使わない)
  • 就活に必要な「学歴」というチケットを得るため

勉強する意味がわからずモチベーションが上がらない人は、参考にしてみてください。