【吹奏楽】サックスからクラリネットに転向したときの話
僕は高校から吹奏楽と出会い、アルトサックスを始めました。
そして大学でクラリネットに転向し
社会人になってからはまたサックスを再開しています。
高校の頃は、上手くいった日といかなかった日で一喜一憂したり、演奏会や合奏で一体感が気持ち良かったり
サックスも吹奏楽もとっても楽しくて、大学でも続けようと思って吹奏楽団に入ったんですが
アルトサックスの希望者が多すぎ、誰も譲らず、
結局「くじ引き」という決め方になりました。
そして見事にはずれを引くという・・・
希望パートに入れなかった人々は、次なる選択肢を提示されました。
ユーフォ→ 音が綺麗で興味はあったが、人数が少なくて寂しそうなのと、金管というので尻込み
パーカッション→吹きたかったので、すぐ除外
ということで、サックスと同じ木管で、人数も多くて楽しそうなクラリネットパートに入りました。
同じリード楽器やしいけるやろ!と思ってたら、
めっちゃ難しい・・・
というか、息が入らない。吹奏感がサックスよりも断然重い。
なにより戸惑ったのは、リコーダーみたいに
指で直接ホールをふさがなければならない
という点・・・
リコーダーと違って、ちゃんとふざがってないと音が出ない。
そしてリードミスしやすい上に、
リードミスしたときに1.5オクターブ上の音が出るので、すぐバレる!!
(サックスは1オクターブ上の音が出るので、案外バレにくい)
というわけで、始めたての頃は、サックスとのギャップが想像よりはるかに大きく、苦労しましたね~。
サックス吹きたいって気持ちも相まって、しんどい時期もありました。
うちの楽団は結構人数が多くて、クラリネットパートだけで25人くらいいました。
当然、その中で僕が一番下手くそ。
でも、僕以外全員、中高からずっとクラリネットをやってきた人という中で、引退する3回生になった頃には、
30人弱の中で第3位
の実力まで上りつめ、部内のオーディションも勝ち抜いて、最後の演奏会で希望のステージに上がることができました。
これは僕の中でも、がんばったな~っていう密かな誇りであり、自己肯定感の源の一つですね。
どんなことを意識して、どんな練習をしていたかも、また改めて記事にしようかと思います。
というわけで、楽器の転向に不安を抱えている皆さん、
頑張り次第でなんとかなるもんですよ!
また、サックスパートに所属していながら、たまにクラリネットアンサンブルに助っ人で呼ばれたりと
両方のパートから重宝されるなど、いいことも結構ありますよ(笑)
自分の可能性を信じて、ぜひ挑戦してみてください。